商品は彩色備前　人物　井戸平左衛門　置物です。 ①井戸平左衛門 江戸時代幕府直轄地であった岡山県笠岡市、享保の大飢饉の時領民を救うため幕府の許可を待たずに、年貢米を放出分け与えた。 また被害の大きな村々へは年貢を免除した。　　 さらに薩摩から芋を移植し、やせ地でもとれる食物として栽培を奨励して飢えをしのいだと言われている。 「いも代官」と慕われた。 　この人物が評価されにくい理由は、のちに起きた天保の大飢饉で大塩平八郎が、組与力という立場で同様のことを行ったが、大塩平八郎の乱に至った歴史があるからであろう。 　藩政の頂点にある代官と、重役クラスの与力では違うというのが、幕府側の論理なのだろう。 　しかしその本質は矛盾を抱えた封建主義社会に、飢饉が出世のための権力闘争の誘発材になることを恐れたのだろう。 後楽園焼 （後楽園窯） 岡山市北区後楽園 備前焼の一つで宝永年間、備前藩主池田綱正が後楽園で焼かせたもの 色備前（彩色備前） 素焼に胡粉を地塗りし、彩色したもの。 素焼の白土に顔彩を施した色備前を焼き、黄白色のオランダ釉などを特徴とする。 ○サイズ 　17.5cm×19.5cm×22cm(高さ）　 ○状態 彩色備前　色備前　後楽園焼 井戸平左衛門 二宮尊徳 二宮金次郎 1929