明治時代に創業し、20年くらい前に労働争議が原因で倒産した日本の5大靴メーカーのひとつ ” スタンダード靴株式会社” が昭和時代に製造したトウ部分がＹ字型に型押しされた黒のオックスフォードシューズです。その昔ヤンチャな人たちの間で流行した「三面靴」と呼ばれた靴ですが、画像①⑨⑩のとおり三面型押しが比較的緩やかなため、一見すると普通のストレートチップに見えますので “ヤンチャ“でない方にも着用可能かと思います。made in Japanで、サイズは24.5cmです。当方は EU=39 、UK=5または5.5、US=6、JP=24.0cm (REGAL=23.5cm EE)を着用していますが、甲の低い足型のためそのまま履くと甲の部分が緩すぎるのでヒール部分の厚みが１.3 cmの中敷きを使用しています。幅に余裕のある造りのため、24.5cm EE〜25.0cm EEを着用している方だと普通の中敷き、または中敷き無しでちょうどよいかと思います。素人採寸ですが、アウトソールの長さ27cm、最大幅9.5cm、インソールの長さ25.5cm、ヒールの高さ2.5cmです。画像⑥のとおりソールは皮革製ですが、滑り止めラバーを貼り付けています。濡れた路面からの水の染み込み防止にも効果的です。つま先の減りはほとんど無く、ヒールの減りもスチールパーツ取付け済みですのでオリジナルヒールのまま擦り減り無しなので画像⑥⑦⑧で確認してください。内部もアルコール除菌しており清潔です。50年以上前の“昭和“のヴィンテージ物ですが、しっかり手入れをして保管していたので程度は良好かと思います。今後着用する機会がないため出品しました。靴箱はありません。