CASIO DATABANK DKW-100、データバンクの中でも激レアモデル、「漢字データバンク」です。 1990年代のモデルで、今のアップルウォッチやスマートウォッチなどの多機能時計の先駆けと言って良いかもしれません。 こちらのモデルは別売の専用の入力機器と接続し、各種データを入力することができる画期的なものでした。 入力機器は付属しませんので、時計単体の出品になります。 この機器は入力が楽になるといったものでしたので、なくてもデータ入力は時計単体でも行え、時計機能には全く問題ありません。 さらに他のデータバンクと一線を画するのが、液晶画面の漢字・ひらがなのドットマトリクス表示です。 他のデータバンクは基本的に英数字と記号、カタカナしか表示できませんので、フォントがバー(棒)で構成されるのに対し、こちらは漢字を表示する必要があるため、フォントをドット(点)で構成しております。 他のデータバンクに比べて、フォントが精細で今風のイメージで言えば解像度が高いと言いましょうか。漢字表示はインパクトがあります。(写真10枚目) 唯一無二の、当時としては大変高機能でユニークなモデルです。 デザインに漢字が取り込まれていることも外国人に受け、海外のコレクターの間で価格が高騰しているモデルでもあります。 本個体は年代物でありますので、使用に伴う傷、汚れ、塗装のハゲなどがありますが、30年物のヴィンテージ時計からするとそれなりではないかと思います。 写真にたくさん撮りましたので、状態をご確認ください。 また、本モデルは経年によりボタン操作が効かなくなっている個体をよく見かけますが、こちらは全てのボタン操作と主要機能の動作を確認しております。液晶表示、操作音なども問題ありません。 出品にあたり、なじみの時計店にて電池交換をしてまいりました。 まだ電圧があり交換の必要はないそうでしたが、こちらのモデルは普通の時計店では電池交換の対応ができない場合や、かなり高額になる場合がございますので、この機会に行っています。ヴィンテージ時計を取り扱っている、信頼のおける時計店ですのでご安心ください。 最近流行りのチープカシオの雰囲気を纏いつつ、その中身はハイグレード、激レアモデル。電池交換済。 当時の定価価格からスタートし徐々にお値下げをしていきますので、よろしくご検討くださいませ。