『李朝の陶磁』浅川 伯教 著 昭和31年刊 限定300部 非売品 安倍能成 跋文 民芸 工芸 白磁 柳宗悦 浅川巧の兄

「朝鮮の山と民芸を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる」浅川巧 墓碑銘より

□商品詳細


「李朝の陶磁」

浅川伯教 著

序文 安倍能成

跋文 赤星五郎

昭31年7月10日 発行

図版87点収録

解説文43ページ

限定三百部 非売品

座右寶刊行会 赤星五郎 発行

ハトロン紙付き、ケース入り



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□寸法・状態 縦横厚 = 31.0 × 21.7 × 1.8 ㎝

本体ハトロン紙付き。ケース付き。

表表紙の右上部 虫食い跡があります。写真をご参照下さい。ハトロン紙ヤブレ、ヤケあります。

本文は経年並みの劣化はございますがカキコミ、オレメなく良好です。

ケースは角ツブレやシミなどダメージが多々あります。

ご不明点などございます時は気軽にご質問頂きご納得の上ご入札願います。
□浅川 伯教 紹介 浅川伯教 あさかわ のりたか

1884年（明治17年）8月4日 生- 1964年（昭和39年）1月14日没

朝鮮古陶磁研究者。山梨県北巨摩郡甲村五丁田（現・北杜市）出身。浅川巧は弟。「白磁」に魅了され、柳宗悦（思想家、民芸運動創始者）に紹介。それまで低い評価だった李朝白磁が日本で注目されるきっかけとなる。 日本統治下の京城（現ソウル）に柳宗悦や弟の巧とともに「朝鮮民族美術館」を設立。

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1906年（明治39年）山梨県師範学校卒

1913年（大正2年）三枝たか代と結婚 朝鮮半島に渡る

1919年（大正8年）朝鮮半島で三・一独立運動が起こり、教職を辞め単身帰国、彫刻家 新海竹太郎の内弟子となる

1920年（大正9年）第2回帝国美術院展覧会で彫刻「木履の人」入選

1922年（大正11年）平和博覧会記念美術展で彫刻「平和の人」入選 再び朝鮮半島に戻る

1924年（大正13年）朝鮮民族美術館を京城（現ソウル）景福宮内に設立

1930年（昭和5年）朝鮮陶磁器を調査し「釜山窯と対州窯」刊行

1946年（昭和21年）自ら集めた朝鮮古陶の陶片30箱、工芸品3000余点、朝鮮民族美術館収集資料を整理して、朝鮮半島の関連機関に収蔵を申し出て納め、日本に帰国

1956年（昭和31年）『李朝の陶磁』浅川伯教著 赤星五郎発行者 座右實刊行會

1964年（昭和39年）逝去。

1965年（昭和40年）陶器全集 第17巻 『李朝 染付・鉄砂・白磁』浅川伯教著 平凡社

２００１年 故郷の山梨県北杜市に浅川伯教・巧兄弟資料館が開館する

2017年 (平成29年)『浅川伯教 朝鮮古陶磁論集1・2』刊行




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